【らじつうレポート】LC Racing EMB-SC マシンレポート【PR】

【らじつうレポート】LC Racing EMB-SC マシンレポート【PR】

 LC Racingの1/14シリーズの4WDモデルである「EMBシリーズ」。主にRTRモデルとしてリリースされてまいりましたが、先日「EMB-SC」が組み立てキットとして発売されました!実はこのEMBシリーズ、バギーからラリー、ショートコーストラックなど同じプラットフォーム上で様々なバリエーションを実現できるプラットフォームでもあります!今回は「EMB-SC」の開封から組み立てのポイント解説に加え、パーツ交換によるカスタマイズのご案内までEMBシリーズが持つ魅力をたっぷりお届けしてまいります!なお、走行レビューは別途の記事でお届けする予定です!

 ※本レポートでは、LC Racing社より提供されたサンプルキットを使用しておりますが、オフィシャルオンラインショップ「WarehouseSTORE RD2」で販売しているキットと同一のものとなります。


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※オリジナルボディ同梱、メカ類やバッテリー、デフオイルやダンパーオイル、グリス類は含んでおりません。組み立てモデルです。

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■開封レポート

 LC Racing社の1/14シリーズはコンパクトなケースとなっており、EMB-SCもコンパクトなケースとなっております。

 なお、LC Racing社の製品は輸入された際にパーツが不足していないかを日本代理店側で確認されているとのことです。万が一パーツが不足している場合は日本代理店である「流星株式会社」へご連絡いただけますと対応いただけるとのことです。

■組み立てポイントレポート

 組立説明書通りに組み上げていけばよいというのが基本とはなりますが、当初出荷分に同梱されていた取説説明書から一部アップデートされているとメーカーより伝言をうけておりますので、上記した流星株式会社のウェブサイトより最新版の組立説明書をダウンロードして作業をされることをオススメします。

 なお、最初のギアデフの組み立てはLC Racingの1/14キットでは少し手間取るところです。部品が小さいということもあり、細かな作業を必要とします。ある意味で組み立てキットが初めてという方は少々注意が必要となります。部品をなくなさないようにトレイの上などで作業されることをオススメします。ちなみにギアデフオイルやダンパーオイル、グリス類は付属しませんので別途用意する必要があります。

 ギアデフが完成すれば、あとは1/10サイズと変わらない感覚で組み立てを進めることができます。各パーツの精度も良く、スムーズに組み立てを進められます。

 今回はブラシモーターで組み立てを行っております。サーボは付属しますがそれ以外のモーター・メカ類は用意する必要があります。今回はタミヤ 380スポーツチューンモーターとLC Racingのブラシモーター用ピニオン20を使用しております。LC Racingの390ブラシモーターももちろん使用可能です。

 当然といえば当然ですが380モーターは標準のモーターマウントにそのまま搭載できます。

 R/Cキットの組み立て経験がある方なら特に迷うところもなく組み立てられると内容となっておりますが、このキットが初めてという方には若干難易度が高いかもしれません。各種オイルやグリスを用意する必要があることや、組立説明書もタミヤキットほどの親切さはないという点が難易度をあげているポイントです。なお、EMBシリーズは完成済みのRTRバージョンもありますので、まず触れてみたいという方はそちらをオススメいたします。組み立てキットバージョンは中級者以上の方にオススメと言えます。

 全体的な質感はLC Racingらしいというべきかとても高いです。フルベアリング・アルミ製オイルダンパー・前後スタビライザー、サスペンションアームはターンバックル式、さらにはスリッパークラッチも装備しています。メインシャーシはジュラルミンとなっており、ダンパーステーも同様です。今回のSCモデルは「ショートコーストラック」ボディ仕様ですので大型のバンパーや大径のタイヤが標準装備となっております。ちなみに今回ブラシモーターであるタミヤ 380スポーツチューンモーターを搭載しましたが、シェイクダウンでの走行をしてみたところ、リポバッテリーとの組み合わせにて必要十分なパワーとなっておりオススメできる組み合わせとなります。

 なお、注意点としてはバッテリートレイがLC Racing製の小型リポバッテリー専用となっている点です。手持ちのストレートバッテリーなどはそのままでは搭載できません。これについてはRDT Racingブランドにて通常バッテリーが搭載できるパーツを設計しておりますので完成しましたらお知らせいたします。

■カスタマイズの楽しみ

 日本代理店である流星株式会社のご協力により、EMB-SCから各シリーズ形態へのコンバージョンパーツリストを入手できました。

 各バリエーションのボディやそれに合わせたシャーシ、サスアームからボディマウントやバンパー、タイヤまで今回のEMB-SCを入手すればアフターパーツを購入することで様々なバリエーションを楽しむことができます。もちろんコンバージョンだけでなく一部パーツだけを導入することでホイールを変更したりトレッドを変更したりすることも可能となっております。EMBシリーズは「自分だけの1台」を作り上げられる奥の深さを持っております。

EMB-SCはロングバージョンのシャーシとなり、バギー用のショートバージョンとの比較です。

 サスアームについてもEMB-SCはロングタイプですがラリーモデル用のショートバージョンも用意されています。こちらを使用する場合にはドライブシャフトやアッパーアーム用のターンバックルシャフトをショートタイプにする必要があります。

 こちらはバンパーをラリーモデル仕様に変更したバリエーションです。これだけでも搭載できるボディの選択肢は増えますし、見た目も走行性能としても変化させらます。

 今回は特徴的なパーツをご紹介いたしましたが、らじつうでは今後、これらを組み合わせてオリジナルの1台に仕上げていけたらと考えております。EMBシリーズは継続的にレポートしてまります!


 今回はLC Racingの1/14 4WDプラットフォーム「EMBシリーズ」より登場した組み立てキット「EMB-SC」のマシンレポートをお届けしました。まずはSCタイプでの組み立てを行ったうえで、バリエーションカスタマイズが楽しめるポイントもお伝えさせていただきました。LC Racingの1/14シリーズはいうならMシャーシ相当のサイズ感であり、Mシャーシ用ボディなどの流用も工夫次第で可能とも言えます。更に様々なバリエーションに変化させられる設計となっており、アフターパーツを活用することで自分だけの1台に仕上げることもできます。そして、いうまでもなくLC Racingの他モデル同様しっかりとした走行性能を有しております。実際の走行レビューは別途お届けする予定です!

 キット状態でオプションパーツが必要ないほどの充実した装備でありながら手軽な価格であり、更にパーツ交換で様々な楽しみ方ができるマルチバリエーションプラットフォームであるEMBシリーズを、らじつうは今後の色々な形での楽しみ方をレポートしてまいります!ぜひお楽しみに!

(レポート:らじつう編集部 C.E Shinji Katagiri)

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