【連載】らじつう編集部がメーカーさんに聞いてみた・第十二回「3Racing SAKURA D6 Sport」

【連載】らじつう編集部がメーカーさんに聞いてみた・第十二回「3Racing SAKURA D6 Sport」

Interviewing and writing : C.E Shinji Katagir

 

 らじつう編集部がメーカーさんに直接質問を投げかける

 「らじつう編集部がメーカーさんに聞いてみた」

 注目の製品についてメーカー担当者に直接、ウェブサイトの商品説明よりも深堀した内容をらじつう編集部が聞いていきます!

  第十二回は低価格ながら高い走行性能で人気となったSAKURA D5シリーズの後継として発表された「SAKARA D6シリーズ」からまずはSPORTが登場するにあたりお話を伺いました!なお、発売が伸びていた間にGA(カーボンバージョン)も急遽ラインアップに追加となりました!ちなみにカラーカーボンバージョンの初回入荷は少ないので気になった方はご予約をお急ぎください!

3Racing Sakura D6 Sport Fibre Glass Version(KIT-SAKURA D6S)

https://warehousestore-rd2.stores.jp/items/6645b4b1c5d1bb002f913329

3RACING Sakura D6 Sport Carbon Graphite Version(KIT-SAKURA D6GA)

¥19,800(税込)※202411月中旬~下旬発売予定

https://warehousestore-rd2.stores.jp/items/6711e02055979805aaab16c7


 非常に凝った造りになっており、一体どういう車になっているのか?!話題が尽きないところをらじつう編集部があれやこれやと聞いてみました。なお、インタビューは一部英語で行っており翻訳は、らじつう編集部にて行っております。

今回お話を伺ったのは?:

3Racing プロモーション担当

3Racing

https://3racing.shop/


らじつう編集部がメーカーさんに聞いてみた!

第十二回「3Racing SAKURA D6 Sport」

 ※今回の記事は英語と日本語でのメール形式で取材したものをらじつう編集部で翻訳し、会話形式に編集しております。

この度はお忙しいところ新商品についてお話伺う機会をいただきありがとうございます!

3Racing プロモーション担当です。どうぞよろしくお願いいたします。

今回の新プラットフォームとなるD6は日本のホビーショーで初お披露目もあり、大変意欲的なマシンでユーザーも話題沸騰ですが、今回のD6プラットフォームどのようなコンセプトで開発されていったのか教えていただけますか?

D6シリーズのコンセプトは、ドリフトの走行体験の向上を目指しまして、モーターの配置、トランスミッションのバリエーション、重心の調整などを新たに取り入れました。これにより安定性と精密な制御が異なる様々なドリフトスタイルに1台で対応できるよう設計されています​。

モーター配置とトランスミッションのバリエーションがあるドリフトカーは恐らく初ではないかと。この1台で様々な走行フィーリングが体験できるというのはユーザーにとっては楽しみでしょうがないところですが、具体的に選択できる駆動方式について教えていただけますか?

はい、D6シリーズでは、ユーザーのニーズに合わせたドリフト体験を提供するため、ベルトドライブ、ベベルギアドライブ、アイドラギアドライブの3種類の駆動方式を選択できる構造を採用しました。これにより、異なるトラック条件やスタイルに応じて最適な駆動方式を選択できます​。もちろんモーター位置との組み合わせにより走行特性が変化しますので、そのあたりも楽しんでいただけたらと考えております。

どのスタイルから走らせようか考えるだけでワクワクする構造ですね!なお、D5ではインボードタイプのサスペンションが特徴的でもあったのですが、今回あえてアウトボードにされた理由を教えていただけますか?

D6シリーズでは、D5シリーズよりも操縦性と精度を向上させるために、より伝統的なアウトボードサスペンションシステムを採用しました。この変更により、ステアリング角度の調整が柔軟に行え、より幅広いセッティングが可能となりました。駆動方式やモーター位置などでの走行フィーリングの変化が大きいこともあり、あえてスタンダードなスタイルといたしました。

なるほど。操縦性を突き詰めた結果、スタンダードなスタイルに戻ったということですね! ちなみに今回のD6シリーズはD5から受け継ぐ部分はあるんでしょうか?

D6シリーズでは、シャーシ、ピボットボールサスペンション、KPIナックル、そしてフロントおよびリアのアッパーデッキを新たに設計し、軽量化と剛性のバランスを実現しました。これにより、より安定したドリフト走行が可能になっています。多くの部分が新設計となっておりまして、サスペンションに関してはCEROシリーズと同様のピボッドボールタイプとなっております。とはいえ、D5のパーツも使用できる部分もございます。

ブランニューシャーシと言っていいレベルで生まれ変わったというところですね!D5のパーツも一部使えるということで既存ユーザーにも嬉しい話ですね!なお、カーボンバージョンも追加されましたがこちらはどの部分が違うのでしょうか?

カーボンバージョンではカーボングラファイト製のメインシャーシとアッパーデッキを搭載しております。ドリフト走行中の剛性と制御を高めたモデルになっています。また、ダンパーについてもカーボンバージョンは専用となっております。

カーボンバージョンはカラーバージョンにもなっているので、気になった方はそちらを選択するのもよいところですね!そして、今回はSPORTモデルからの登場となりますが、ハイエンドモデルも今後登場するのでしょうか?

はい、将来的にハイエンドモデルの発売も予定しています。

この特徴的な構造でのハイエンドモデルはとても楽しみなところですね!登場が楽しみです!そして、読者が気になる日本での発売予定はいつぐらいになりますでしょうか?

日本での発売は11月中旬頃を予定しています。少々お待たせいたしましたが、まもなくとなります。

らじつうのオフィスオンラインストア「WarehouseSTORE RD2」でも予約受付中ですが、大好評ですので特にカーボンバージョンは初回数量が少ないので早めの予約がよいですね! ここまで色々とお話を伺ってまいりましたが、最後に日本のユーザーにむけてメッセージをお願いします。

3Racingは、RCドリフトユーザーの期待に応え続けるための革新に努めています。今後も、多様なドリフトスタイルに合わせたパーツやモデルを提供し、さらに多くの方に楽しんでいただける製品開発を進めてまいります。日本のユーザーの皆様には、D6シリーズでこれまでにないドリフト体験を楽しんでいただけることを期待しています。

お忙しいところありがとうございました!

編集後記

 今回は3Racing社の新ドリフトプラットフォームであるD6シリーズについてお話を伺いました。3種類のモーター位置と3種類の駆動方式を1台で楽しめるという一粒で何度美味しい!?という意欲的なモデルだけに、サスペンション関連あえてオーソドックスにまとめられているというお話もありました。ユーザー毎に自分だけのD6を作り上げていけるのは新世代のドリフトプラットフォームというに相応しいなと感じました。今後はハイエンドモデルも計画されているとのことで、3racingのドリフトプラットフォームから今後も目が離せません!


R/C(ラジコン)の購入や予約はらじつうオフィシャルオンラインショップにて!

https://warehousestore-rd2.stores.jp/

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