2022年10月に発売された3Racingが送り出した新世代ハイエンドツーリングカー「CERO ULTRA TOURING CAR」。コストパフォーマンスに定評があるモデルを送り出している香港を拠点としたR/Cメーカーである3Racingがこれからの10年を見据えて、いままでのコンセプトをイチから見直し、競技シーンでも他社に見劣りしない性能で話題となりました。そんな3racingが2024年「CERO ULTRA TOURING CAR」をベースに、なんとmシャーシサイズの新型ツーリングカー「CERO-SPORT M-chassis」シリーズを発売いたしました。
3Racingの新世代フラッグシップモデルのポテンシャルを継承しながら、mシャーシサイズとなったこのモデルはFWDと4WDの2種類の駆動方式に加え、4WDモデルでは210mmと225mmの2種類がラインナップされ、既存のmシャーシ用ボディが様々使える展開となっております。今回は開封から組み立てのダイジェストに加え、走行レビューの際にはCERO SPORTとの比較なども予定しております!どうぞお楽しみに!
※本レポートでは、3Racing社より提供されたホイールベース210mmキットを使用していますが、オフィシャルオンラインショップ「WarehouseSTORE RD2」で販売しているキットと同一となります。
3Racing CERO-SPORT M-chassis(4WD)
14,025円 ※15%OFF
※ホイールベースが210mmと225mmの2モデル展開となります。
https://warehousestore-rd2.stores.jp/items/65b867c7fe1d6b002f19aebe
3Racingキットの組み立てには、組み立てに最適なビットを搭載したRD2オリジナルHEX(六角)レンチドライバーセットをぜひどうぞ!
RD2 – オリジナル HEX(六角)レンチドライバーセット(1.5/2.0/2.5/3.0)【エンドキャップ付】
3,750円
https://warehousestore-rd2.stores.jp/items/65c7718d7af5510dd979a621
3Racing社の他R/Cキットと同様のコンパクトサイズの箱に収められています。箱の上面にはシャーシの完成写真が配置され、側面に特徴的なパーツが紹介されています。なお、ここ数か月に発売されたモデルより、化粧箱に様々な印刷がされており、実際のパーツが収納されている箱はシンプルな印刷となっています。
なお、3Racing社の製品は必ず封印されていますので、開封済みの場合はすぐにわかるようになっております。化粧箱を外すとシンプルな印刷のパーツが収納された箱が見えます。内容物は複数のパーツバッグと底面に説明書とステッカーが収められています。すべての内容物を並べてみました。説明書とステッカー、パーツバッグは8つとオイルやグリス、ツールなどが収められた補助バッグが確認できます。
取扱説明書とステッカーが2枚入っておりました。説明書は日本語で記載されておりますので安心して組み立てが行えます。なお、説明書ではパーツバッグ毎に組み立てを進めるように構成されており、セクションの始まりに収録パーツリストが掲載されています。万が一部品が不足しているような場合については3Racing社に確認したところ、公式Facebookページや日本語公式ページに連絡をすれば対応いただけると返答いただきました。参考にリンクを記載しておきます。また、取扱説明書の最初に問い合わせメールアドレスも記載れていますので、こちらも利用するとよいでしょう。連絡は日本語で問題ないとのことですので日本で購入したユーザーの方もご安心ください。
3Racing公式Facebook:https://www.facebook.com/3racingFans/
3Racing社公式サイト:https://3racing.shop/
3Racingサポートチーム:as.jp@3racing.com.hk
パーツバッグは1~8までとなります。説明書の進行がパーツバッグ単位になっていますので、順番に開封し内容物を確認しながら組み立てを進められます。各パーツバッグは「CERO SPORT」の内容物と非常に似ています。基本構造が同じということもありますし、CERO SPORTで組み立て順序はかなりわかりやすくなっておりましたので、基本的にはCERO SPORTと同様の組み立て順と考えていただいて問題ありません。
CERO SPORTの組み立てレポートもぜひご参照ください!
なお、補助バッグには工具やグリス、バンパーや調整用パーツなどが入っております。組み立てを始める前に開封して取り出しておきましょう。
今回より開封レポートは動画でもお届けいたします。ぜひご覧ください。
今回はCERO-SPORT M-chassis(4WD)の開封レポートをお届けいたしました。3Racing社のハイエンドモデルの基礎設計を受け継ぐモデルということですが、ベースとなっているのは素材の面でも「CERO SPORT」であることが開封時点でよくわかります。とはいえ、トレッドやホイールベースがmシャーシ相当となるのでどのぐらい小型になっているのか?は最後に確認してみたいと考えております。
なお、開封レポートに続いて編集部メンバーにて組み立て工程を進めてまいりますが、基本的にCERO SPORTと構造が近しいため、差分となるポイントを数回のダイジェストでお届けできればと考えております。レポートの最後には走行レビューとCERO SPORTとの比較企画も予定しております!どうぞお楽しみに!
(レポート:RD2 magazine編集部 C.E Shinji Katagiri)