Interviewing and writing : C.E Shinji Katagir
RD2 magazine編集部がメーカーさんに直接質問を投げかける
「RD2 magazine編集部がメーカーさんに聞いてみた」
注目の製品についてメーカー担当者に直接、ウェブサイトの商品説明よりも深堀した内容をRD2 magazine編集部が聞いていきます!
第八回は新型ツーリングカープラットフォームとしてCEROシリーズを続々と発表し、ハイエンドツーリングカーはVER.2にも進化しているところに、ついにミドルクラスツーリングカーSPORTのmシャーシバージョンが登場するにあたりお話を伺いました!
3Racing CERO-SPORT M-chassis(FWD)
¥14,025(税込)※2023年2月下旬~3月上旬発売予定
https://warehousestore-rd2.stores.jp/items/65b868effe1d6b002f19af5d
3Racing CERO-SPORT M-chassis(4WD)210/225
¥14,025(税込)※2023年3月下旬~4月上旬発売予定
https://warehousestore-rd2.stores.jp/items/65b867c7fe1d6b002f19aebe
CEROプラットフォームはハイエンドからミドルレンジ、4WDだけでなくFWDもラインナップされておりますが、ミドルレンジについにmシャーシが登場! どんなモデルに仕上がっているのかを、RD2 magazine編集部が聞いてみました。なお、インタビューは英語で行っており翻訳は、RD2 magazine編集部にて行っております。
今回お話を伺ったのは?:
3Racing プロモーション担当
3Racing
RD2 magazine編集部がメーカーさんに聞いてみた!
第八回「3Racing CERO mシャーシシリーズ」
※今回の記事は英語でのメール形式で取材したものをRD2 magazine編集部で翻訳し、会話形式に編集しております。
この度はお忙しいところ新商品についてお話伺う機会をいただきありがとうございます!
3Racing プロモーション担当です。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、ブランニュープラットフォームとしてCEROが登場以来、FWDモデルやアルミバージョン、そしてミドルレンジのSPORTのバリエーションが発売となりましたが、今回ついにmシャーシが登場ということでどのようなコンセプトで開発されたマシンなのか教えていただけますか?
新しい CERO mシャーシは完全に Cero UltraのDNAを受け継いだものとなり、構造もパフォーマンスも、そして素晴らしいハンドリングを実現するための低重心化などをそのままにmシャーシとして詰め込んで設計されました。mシャーシではハイエンドモデル同様4WDモデルとフロントミッドシップのFWDの2タイプのモデルを用意いたします。
なるほど!まさにCEROシリーズの基本設計そのままにmシャーシ化されたということですね!ちなみにmシャーシ化にあたり変更された箇所を具体的に教えていただけますか?
mシャーシ化での一番の変更点はフロントとリアトレッドが縮小され、ホイールベースが変更されています。4WDモデルでは210mmと225mmが用意され、FWDモデルでは225mmとなります。また、サスアーム、ナックル、ドライブシャフトなどがトレッドの変更にともなって新設計されています。
なるほど!トレッドやホイールベースが変更された部分以外の駆動系の構造はCEROシリーズと共通ということですね!ちなみにmシャーシ用のパーツは過去のパーツと共通になるのでしょうか?それとも新規のパーツになるのでしょうか?
今回、SAK-CMから始まるパーツ型番を用意いたしました。mシャーシシリーズではこのSAK-CMで始まるパーツを使用いただけます。キット発売と同時にアフターパーツも提供してまいります。
なるほど。mシャーシでは専用型番のパーツを使用することになるのですね!ちなみに4WDモデルは210mmと225mmとホイールベースが2種類用意されておりますが、これを変更するにはどのパーツを変更する必要があるのでしょうか?
4WDモデルのホイールベースはシャーシとリアベルト、アッパーデッキを交換いただくことで変更可能です。以下の型番のパーツの組み合わせが210mmと225mmのシャーシとベルトとアッパーデッキになります。これらを交換してホイールベースの変更を行ってください。
ホイールベース210mmの場合 :SAK-CM103/SAK-CM104/SAK-CM105の組み合わせ
ホイールベース225mmの場合:SAK-CM103A/SAK-CM104A/SAK-CM105Aの組み合わせ
なるほど!シャーシとリアベルトとアッパーデッキの変更でホイールベースを変更できるのですね!パーツ型番もありがとうございます。ちなみに今回のmシャーシに最適と考えられるパワーソースを教えていただけますか?
メーカーとしては市販されている17.5t~21.5tが今回のmシャーシに最適と考えています。
ここまで新型のmシャーシシリーズについて伺ってまいりましたが、今後のCEROシリーズについて可能な範囲で教えていただけますか?
先日、SPORTのグラファイトバージョンがリリースされましたが、今後CERO Ultra Ver.2のアルミシャーシエディションなども予定しております。また、CEROシリーズを更に進化させるアイデアを常に考えています。
気が付けばCEROファミリーともいうべき商品展開となっておりますが、更なる進化のアイデアがどのような形で製品に反映されるかとても楽しみにしております!最後に日本のユーザーにメッセージをお願いします!
いつも応援してくださる日本のお客様に本当に感謝しています。皆様が3Racing製品を手に取って幸せになれるような、そして趣味をより楽しんでいただけるような製品を発売してまいりますので、2024年もどうぞよろしくお願いします。
本日はありがとうございました!!
編集後記
今回は3Racing社のツーリングカーシリーズであるCEROファミリーに新たなに加わるmシャーシシリーズについてお話を伺いました。ハイエンドモデルからmシャーシシリーズまで基本設計を共有化していることにより、どのモデルにおいても高いパフォーマンスを発揮していることはすでに多くのユーザーが実感しているところでしょうから、今回のmシャーシシリーズはとても期待値が大きいことを、RD2 magazineとしても感じております。
発売としてはFWDモデルが先行出荷予定となっており、4WDモデル2種類は少々遅れての登場となります。RD2 magazineオフィシャルオンラインストアWarehouseSTORE RD2では予約受付中でございますので、気になった方はぜひご予約をオススメいたします!また、ホイールベースコンバージョン用のパーツなども豊富に用意できるよう手配しておりますのでこちらもご期待ください。
また、インタビュー中でもCEROシリーズを更に進化させるためのアイデアを模索しているとありましたので、今後のCEROシリーズから目が離せなと感じるインタビューでした。
R/C(ラジコン)の購入や予約はRD2 magazineオフィシャルオンラインショップにて!