株式会社サンステラ及び関連会社の株式会社フュージョンテクノロジーは、2024年1月30日、3Dプリンター「Bambu Lab X1E」を発売開始した。産業向けに適した先進的な3Dプリンターで、有線LANなどセキュアに選べるネットワーク接続方法、高いノズル温度とアクティブチャンバーを搭載することで、特にPCやABS、そしてPPSなどの難易度の高い材料を高い精度で造形することが可能。CoreXY構造で品質を維持しながら500mm/sまでの高速印刷にも対応。さらにX1Eは、無駄を最小限に抑えるAI故障検出機能と、マルチマテリアル・マルチカラー印刷のためのインテリジェントなフィラメント管理機能を備える、画期的な3Dプリンターとなっている。
製品ページ:https://sunstella.co.jp/products/bambulab-x1e
X1Eは、アクティブチャンバー機能を搭載し、庫内の空気を加温することが可能。正確に制御されたチャンバー温度(最高60°C)は、特にABSやPCなどの反りやすいフィラメントの造形品質を向上させる。320℃まで対応する高温ヘッドを搭載。より高いノズル温度に対応しており、PPA-CF/GF、PPS、およびPPS-CFなど優れた寸法安定性、耐熱性、および機械的性質を持った高性能材料の造形が可能。 またPAやPCなど300℃程度の造形時でも、安定した吐出が可能となっている。また、有線LANによるネットワーク接続も可能。さらにセキュアなWi-Fi接続にも対応。従来のX1 carbonではクラウド接続が必要であったが、X1EはBambu Cloud Serviceに接続しなくても動作し、インターネット接続なしでもLAN通信を介してX1Eをリモートで制御できる。本体には多重に強化されたエアフィルターを搭載。G3プレフィルター、H12 HEPAフィルター、そして高品質のココナッツシェル活性炭フィルターを組み合わせ、より高い消臭力と浄化を実現する。
本体サイズ(LxWxH)
389 x 389 x 457mm
造形サイズ(LxWxH)
256 x 256 x 256mm
プリントスピード
500mm/s
最大ノズル温度
320℃
最大ヒートベッド温度
120℃
アクティブチャンバー加熱
60℃
プラットフォーム
lexible Steel Plate(Smooth PEI)
フィラメントセンサー
○
停電時自動回復印刷
○
ディスプレイ
タッチ式
データ入力
Wi-Fi
Bambu-Bus
有線LAN(RJ45ソケット)
Wi-Fi(WPA2-Enterprise)
EAP-PEAP/EAP-TLS/TAP-TTLS
有線LAN
RJ45
Ethernet Speed
100Mbps / Full Duplex
本体重量
16kg
スライスソフト
Bambu Studio
より高い造形精度で造形できるフィラメント
ABS, ASA, PC, PA, PET
推奨フィラメント
PLA,PETG,TPU, PET
Carbon/Glass Fiber Reinforced PLA,PA, PET, PC, ABS, ASA
造形可能フィラメント
(PPA-CF/GF, PPS, PPS-CF/GF)
空気清浄機能
G3プレフィルター、H12 HEPAフィルター、高品質ココナッツシェル活性炭フィルター
その他
LiDAR搭載
リモート制御機能
AMS(マルチカラー)標準搭載
カメラ搭載