Interviewing and writing : C.E Shinji Katagir
RD2 magazine編集部がメーカーさんに直接質問を投げかける
「RD2 magazine編集部がメーカーさんに聞いてみた」
注目の製品についてメーカー担当者に直接、ウェブサイトの商品説明よりも深堀した内容をRD2 magazine編集部が聞いていきます！
第六回はWPLの日本代理店となるWPL JAPANブランドを運営する株式会社RAYWOODが企画を担当し、WPLにて製造されるオリジナル商品「SUZUKI JIMNY ( JA11 ) 1/10 OUTDOOR RC – WPL C74」についてお話を伺いました！
いままで輸入代理店として運営されてきた、WPL JAPANから初のオリジナル商品が発売されることになった経緯や、商品の特長をRD2 magazine編集部が聞いてみました！
今回お話を伺ったのは？：
※画像はイメージです。
株式会社RAYWOOD マーケティング担当 金澤さん
RAYWOODオフィシャル
RD2 magazine編集部がメーカーさんに聞いてみた！
第六回「WPL JAPAN SUZUKI JIMNY ( JA11 ) 1/10 OUTDOOR RC – WPL C74」
この度はお忙しいところ新商品についてお話伺う機会をいただきありがとうございます！
WPL JAPANを運営いたします、株式会社RAYWOODのマーケティングを担当、金澤です。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、RD2 magazineでは過去にどんな会社さんなのか？という取材をさせていただいたことがあり、中国のWPL社の日本側輸入代理店として活動されているという認識だったのですが、今回日本側で企画した商品が発売されるということで、どのような経緯で発売に至ったのでしょうか？また、セレクトされた車種が新型ではなく旧型のジムニーというのも理由を教えていただけますでしょうか？
以前より日本で企画したものを作ってみたいという想いはもっておりまして、いろいろと準備を進めてきた中でようやく実現したという次第です。また、車種の選択ですが開発リーダーを中心に様々な議論を行った中で、現行型もとてもいいのですが、メンバーが単純に旧型のほうがさらに好きだったからという理由です(笑) 本物の車となると旧車となりますので、メインの車や趣味の車として乗りたいけど現実としては難しいという人が多いのではないか？と考えており、そんな方に1/10スケールとなりますが、あのジムニーを手に取ってもらえたらという想いを込めております。また、このモデルを通してホビーRCに興味を持ってくれる方が増えるといいなという側面もあります。
なるほど。WPL社とは深いパートナーシップであると以前に伺ったことがここに繋がるのですね！また、あえて旧車を選ばれたのも皆様が好き！という想いからというの大変興味深いです。ちなみにボディが完全新規であることは当然でしょうが、シャーシに関しては既存のWPLモデルと共通のものになるのでしょうか？
WPLには1/10スケールのクローラータイプのシャーシがなかったという背景があり、開発のスタートはCシリーズがベースでスタートいたしましたが、最終的にはCシリーズと共通なのは前後アクスルぐらいで、その他はほぼ新設計となっております。ちなみに1/10スケールをCシリーズシャーシベースで実現できたのはジムニーが軽自動車で実車がそもそも小さかったということもあります。既存のアフターパーツの使用可否については、例えばホイール、タイヤなど使用可能なことを確認しているのですが、順次公式Youtubeチャンネルでご紹介していきます。
なんと、ボディもシャーシも新設計になるのですね！まさに日本が企画し送り出すオリジナル商品と言えますね！ちなみにこのモデルはWPL本社側からも発売されるのでしょうか？
はい、WPL JAPANブランドからは日本国内のみの展開ですが、WPLからは他モデルと同様にグローバルで発売されます。ちなみに付属の人気アウトドアブランドのロゴを再現したミニチュアステッカーについては日本国内（WPL JAPAN）限定となります。
こういう細かなこだわりも嬉しいところですね！なお、今回初回予約販売という形式をとっておられますが、限定モデルではなく通常販売モデルということでよろしいのでしょうか？
はい、通常販売モデルとなりますが、初回生産数に限りがあり、次回入荷は少し先になる予定ですので、気になった方はぜひご予約お願いいたします！
では、最後に読者の皆様へメッセージをお願い致します。
WPL JAPANブランドとして初のオリジナル企画商品となり、我々も発売をワクワクして待っているところです。なお、今回我々がセレクトした車種ジムニーは、実車もそうですが「いじってなんぼ」の車だと思っています。RCということでそれがより手軽に実現できると考えておりますので、ぜひみんなで一緒にカスタムして走らせて、壊して直して楽しんでいきましょう！
本日は色々とお話いただきありがとうございました！今後の新商品も楽しみにしております！
編集後記
今回は株式会社RAYWOOD様が運営されているWPL JAPANブランドからの、初オリジナル企画商品についてお話を伺いました。海外から良い物を日本に持ってくるというスタンスで独自の路線を進まれていたところで、ついに自社企画のオリジナル商品を発売されると聞いて、編集部でも話題になっておりましたので担当各位の熱い想いが伝わるればと考えております。
なお、通常コラボレーションもでるのような場合は、ボディはオリジナルにせよ、シャーシは既存のものを流用というパターンが多い中、シャーシもこだわりをもって、新開発されるというところに取り組みの本気度が伺えます。また、ファンが多いジムニーの旧モデルをあえて選択されるところも、まず作っている人達が欲しい物を作るというモノ作りの基本を垣間見える内容でした。
なお、後日の実車をお借りできる予定となっており、RD2 magazineレビューにて詳細をお届けできればと考えております。そちらもどうぞお楽しみに！
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