株式会社ヨコモ　ルーキードリフト RD2.0を発表

RD2 編集部

2023年10月18日

　株式会社ヨコモは2023年10月18日に、入門ドリフトキットとなるルーキードリフト RD2.0を発表した。2023年11月発売予定、販売予定価格は未定。

　「ルーキードリフト RD2.0」は入門カテゴリーのマシンとなるRD1.0の後継モデル。走りやすさを重視するコンセプトで設計されており、初めてドリフトラジコンにチャレンジするユーザーにも扱いやすいよう配慮されている。

株式会社ヨコモ　ルーキードリフト RD2.0を発表 2 — **RDR-020　ルーキードリフト RD2.0 組み立てキット**

　RD 1.0よりさらに切れ角を上げ、ドリフトアングルのコントロール幅を増やしてスピンを防止。ワイパーアームを延長し、最新のアッカーマン比を得られるステアリング設定を採用。ステアリングサーボはオーソドックスな平置き搭載型。オプション設定としてスライドラックセットやリヤサーボ搭載などのコンバージョンも発売予定となっている。さらに、トレール0の新型ステアリングブロックを採用。加えて、ステアリングストッパーの位置も最適化されており、素直なステアリング特性と切れ角アップを両立している。

　バッテリーホルダーは付け替えることでスタンダードサイズとショートサイズに対応。バッテリーの厚みもストッパーを裏返すだけで調整可能。

　加速時にリヤトラクションが高まるよう新設計された4ギヤトランスミッションの新型ギヤケース。密閉式で防塵性も高く、モーターマウントをローテーションして重量バランスの微調整も可能。ドッグボーンの角度設定などでリヤのグリップ感を最大限に高めるリヤハブキャリアや、新設計したリヤサスマウントでギヤボックス位置を最後端に下げ、トラクションの向上を実現している。さらに、新規採用したショートサスアームも低グリップ路面で最適なグリップ感を得ることが可能となっている。

　リヤESCマウントを標準装備。重量配分はもちろん、モーターへの配線なども考慮すると大きなメリットをもたらす。加えて、リヤバルクキャップを取り外すだけでデファレンシャルにアクセス可能。ギヤデフのセッティングや、ボールデフのメンテナンス性も向上している。