RD2 magazineプチレビュー：RIDE 1/10 ツーリングカー用26mm幅ラジアルタイヤ ＆ホイール
| メーカー | RIDE |
|---|---|
| 製品名 | RIDE 1/10 ツーリングカー用26mm幅ラジアルタイヤ 4個入り ズポットノズル付き |
| 希望小売価格 | 1,870円（税込） ※2023年6月22日時点 |
| 製品名 | RIDE 1/10ツーリングカー用26mm幅７スポークホイール4個入り（ホワイト/ブラック） |
| 希望小売価格 | 605円（税込） ※2023年6月22日時点 |
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【プチレビュー概要】
RIDE から発売された、1/10 ツーリングカー用26mm幅ラジアルタイヤ&ホイールをレビューします。
※本レビューはRIDEより提供されたサンプルを使用しています。販売されている商品と同一とのことですが、一部仕様が異なる場合がございます。
特徴
- 大人気のNo.24125 24mm幅 カットスリックタイヤと同じコンパウンドを採用したツーリングカー用ラジアルタイヤ
- 26mm幅のラジアルパターンを採用したツーリングカー用タイヤ。
- ホコリの 多い野外路面からカーペットコース等オールラウンドで使用可能
- ホイールは耐久性の高い素材を採用した、ホワイトとブラック2色展開
- シンプルな７スポーク対応のデザインを採用。
RIDE 1/10 ツーリングカー用26mm幅ラジアルタイヤ ＆ホイール準備＆テスト走行
今回、RIDE社よりホイールとタイヤをご提供いただきました。ホイールはホワイトとブラック、タイヤは4本セットとなっており、専用の保管ケースが付属していました。（ホイールは販売されているものは各色4本セットです）
ホイールはしっかりした素材となっています。手で触ってみるとそのしっかり感が伝わります。ホワイトとブラックで品質の差があるように感じませんでしたので、好みで選択するとよいでしょう。7スポークなのでシンプルながら搭載車種を選ばないデザインです。
ラジアルパータンが刻まれています。コンパウンドは大好評となっているRIDE社のカットスリックタイヤと同様とのこと。ラジアルパータンは細い線ながらしっかりと刻まれています。円形のスポンジインナーが付属します。なお、販売品には接着時に使用できるノズルも付属します。
こちらは先より単体販売され、大人気となっているタイヤケースが商品に付属します。使用した位置を覚えておけるだけでなく、このままジップロック袋に入れて保管できるという優れものです。他社タイヤでも使用できるため、この商品を購入して気に入った場合は追加で購入することも可能です。
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ホイールとタイヤを接着しました。定番の24mm幅より2mm幅が広いだけなのですが、実際24mmタイヤと並べてみると幅の広さを感じます。
今回は先に組み立てレポートを行った「タミヤ TT-02 TYPE-SRX」に装着しました。前後でホワイトとブラックを装着してみたので装着した印象の違いを並べておきます。ホワイトのほうが存在感がでますが、ブラックだと締まった感じになりますね。
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今回のテストは屋外のアスファルト路面にて実施いたしました。なお、別日にカーペット路面でも同じマシンでテストを行っております。走り出して感じるのは左右で4mm幅が広いことによる安心感です。カットスリックと同様のコンパウンドということもありますが、幅の広さが直進時もコーナリング時にも大きな安心感を生み出しています。今回、サーキット路面とパーキング路面両方で走行をしてみたのですが、どちらでもしっかりとしたグリップ感と高い安定性を感じることができました。特にホコリなどが多いパーキング路面でもラジアルパターンのおかげか、とても気持ちよく走行させることができました。なお、カーペット路面についてはグリップ剤を使用できない路面にてテストをしましたが、やはり幅の広さが生み出す走行の安心感はそのままながら、若干アスファルトよりもグリップ感が落ちるようにも感じますが、数周走っていくとしっかりとしたグリップ感を感じることができました。
今回、レースユーザー向けのマシンであるTT-02 TYPE-SRXのタミチャレ仕様での走行でしたが、ナーバスさもなく、とにかく安心して走行を楽しむことができました。コンパウンドの優秀に加え、幅の広さやラジアルパターンを採用されていることなど、はじめてのオンロードツーリングカーというユーザーには強くオススメしたいと感じるタイヤでした。もちろんサーキットユーザーやパーキングユーザーという経験者の方にも既存の24mm幅タイヤとの違いを楽しめるとても素晴らしいタイヤであると言えます。
RD2 magazineプチレビュー： RIDE 1/10 ツーリングカー用26mm幅ラジアルタイヤ&ホイール
以下レビューは購入者の参考として、5点を標準評価とした10点満点での採点をしております。あくまでレビュワーの感性に基づいた評価ですので、目安としてご覧ください。
■扱いやすさ・グリップ感 8点
2mmの幅の広さが走行に大きな安心感を生み出してくれます。ラジコンカーをはじめたばかりの方にとっても若干ラフに操作をしてもタイヤが踏ん張ってくれるので気持ちよく走行できるでしょう。また、ラジアルパターンが採用されているため、サーキットのような整備されていない路面であってもしっかりとグリップしてくれますので、そういう意味でも入門者に強くオススメできるタイヤとなっています。なお、今回発売されたものはタイヤとホイールが別となっており、自分で接着する必要があるため、入門者へオススメしたいというところから若干点数を下げております。
■コストパフォーマンス 7点
他社タイヤと比べても標準的な価格ながら、26mm幅が生み出す安心感と様々な路面で使用できるカットスリックタイヤと同様のコンパウンドを採用している点を考慮すると標準より少々よいコストパフォーマンスだと考えられます。なお、長期使用に際しての保管トレイや接着用ノズルが付属している点はグッドポイントです。
■品質感 10点
タイヤもホイールもとても品質感が高く感じました。タイヤ自体はもちろん、付属のスポンジインナーも扱いやすいものですし、ホイールもしっかりとした造りになっています。
■総評 8点
大人気となったカットスリックと同様のコンパウンドを採用し横幅を26mmに拡張、ラジアルパターンを採用し様々な路面で楽しめるというコンセプトの本製品ですが、そのコンセプト通りにパーキング路面からカーペット路面までどんなシチュエーションであっても安心感の高い走行実現してくれます。特に26mm幅は数字以上に走行時の安心感を生み出してくれます。ラフな操作であってもタイヤが頑張ってくれるおかげで気持ちよく走行することができます。特に入門者にとってはこのタイヤを使用することでラジコンカーを気持ちよく走行するということを最初に体験できることでしょう。
なお、今回はタイヤとホイールが別売のものが発売され、接着という手順が必要になるため、入門者にとっては若干のハードルとはいえますが、接着ノズルも付属していますので慎重に作業をすれば失敗も少ないでしょう。今後発売予定となっている接着済みタイヤが登場すればこの点も解消されると考えられます。
テスト走行では入門車両でありながらレースユーザーにむけてメーカーチューンされたタミヤ TT-02 TYPE-SRXを使用しましたが、ノーマルのTT-02はもちろん、ハイエンドツーリングカーであって問題なく使用できると考えています。幅の広さによる走行性能の違いを楽しめるのではないでしょうか？
路面を選ばず、また幅の広さが生み出す安心感により入門者から上級者まで気持ちよくラジコンカーを走行させられるという特徴を持つ本製品はすべてのツーリングカーユーザーにオススメしたい良品です。
■オススメユーザー
- これからツーリングカーをはじめる方
- ツーリングカーを長く遊んでいる方
- 主にパーキング路面で走行せる方
- 幅が広く、見た目がかっこよく見えるのが好みの方
今回のレビュワー
神崎 希 – Nozomu Kanzaki（RD2 magazine編集部）
普段はホビーラジコンのオンロードツーリングカーや、オフロード2WDを中心に楽しんでいる編集部員。ちょっと変わったモデルにも手を出しては、メンテナンスが追い付かないとよく嘆いている。
