※本レビューはDEERC Toys様より提供された商品を使用しております。
今回DEERC Toys様より本レビューをご覧になった方限定の特別クーポンをいただきました。
レビューをご覧になって購入を検討の方はぜひご利用ください。
8600Eに適用できる割引コード:5%割引コード:RJJIMHEZ
(製品ページに記載しているクーポンと一緒に利用可能)
有効期間:2024年12月31日まで
メーカー | DEERC |
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車種 | 8600E(RTRモデル) |
希望小売価格 | 8,590円(税込) ※2022年10月11日時点 |
技適(工事設計認証番号) | 210-175595 |
付属品 | 送信機、バッテリー(2個)、USB充電ケーブル、スペアパーツ、日本語マニュアル |
今回のレビューは、主にAmazonで販売されているトイラジコン・ライトホビーR/Cメーカーである、
「DEERC」社製の1/22 4WDオフロードR/Cカー「8600E」です。
【製品概要】
商品箱は大変コンパクトですが箱絵がとてもスタイリッシュです。
底面に英語で本体の情報が記載されております。
プロポやパーツ、バッテリーなどが収められている箱の上に本体がはめ込まれるような形で収納されていました。
本体
RTR(レディ・トゥ・ラン:完成品即走行可能)モデルですので完成された状態です。
1/22というスケールながら、4輪独立のダブルウィッシュボーン式サスペンションを搭載しております。
ミニッツバギーと大きさを比較してみます。
ほぼ同じサイズ感であることがわかるのではないでしょうか?
プロポ(送信機)はオーソドックスなホイラータイプ。
底面が電池ボックスになっており、フタがスライドすることで開けることができます。
電池ボックスの上面に技適マークなどが記載されたシールが貼られています。
電源スイッチとランプ、ステアリングホイールとトリガーはスタンダードな配置となっており、
ステアリングホイールの近くに電源とトリム調整、スピード調整つまみがあります。
なお、プロポを使用するには単三電池2本が必要です。
付属品
リチウムイオンバッテリーが2個付属しています。
USBタイプの充電器も付属し、ミニドライバーとスペアパーツ、掃除用のハケなども付属しています。
日本語の本体取扱説明書と、バッテリーの取扱い説明書が付属しています。
【車体レビュー】
分類としてはライトホビーR/Cになります。ボディは4本のピンでとめるオーソドックスな形式です。
バスタブシャーシにシャフトドライブ4WD機構が搭載され、前後はギアデフが搭載されています。
更にメタル製のアッパーデッキでシャーシ剛性が高められており、
基盤類はシャーシ右側にコンパクトに収納されています
バッテリーはシャーシ左側に搭載スペースがあり、マジックテープで固定します。
モーターは180モーターをシャーシセンター上部に搭載しており、
ステアリング周りは小さいながらもステアリングワイパータイプを採用しています。
なお、タイヤは4輪ビックタイヤとなります。
4輪ともにダブルウィッシュボーン式の独立懸架サスペンションを搭載しており、
ショックアブソーバーはスプリングのみのシンプルな構造です。
一部分解してみましたが、フリクションなどは入っていませんでした。
ボディはポリカーボネート製で塗装済みです。
【走行&総合レビュー】
※テスト走行はコロナ禍であることを考慮し、RD2 magazine編集部の事務所敷地内と許可されたクローズな場所で行っております。
同社の1/10モデルをそのまま縮小したような迫力抜群のボディと本格的な構造で、
小さなボディながら軽快に走行します。
まずはアスファルトやコンクリートで走行してみましたが、
想像するよりもしっかりスピードもでて、操作感も思った通りに動いてくれます。
さすがに大きな石が続くような場面ではスタックしますが、
少々の段差であれば乗り越えてしまうぐらい、力強く走ります。
続いて、少々荒れ地にて走行してみました。
草が深いような場面ではスタックしてしまいますが、
ここでも比較的フラットであれば、グイグイと前に進んでくれます。
ショックアブソーバーがオイルダンパーでなく、
隙間が多い形式のものが採用されているため、
屋外での走行でもサスペンションがスタックするような場面もありませんでした。
実際の走行動画はDEERC 公式YouTubeチャンネルで配信されています。
RD2 magazineレビュー:DEERC MN-99S
なお、以下レビューは購入者の参考として、5点を標準評価とした10点満点での採点をしております。
あくまでレビュワーの感性に基づいた評価ですので、目安としてご覧ください。
■操作性・応答性 6点
ライトホビーR/Cだけあって、トイラジコンのようなスイッチ操作ではなく、
操作した量に対して非常にリニアに反応してくれます。
ステアリングホイールもスロットルトリガーも少し軽めに印象はありますが、
本格ホビーR/Cに慣れた方でも操作に不満を持たない出来栄えです。
ただし、やはり1/22というスケール感と、ビッグタイヤ使用であるため、
若干、スロットルの加速感や、ステアリングの感覚がルーズに感じる部分はありますが、
それでもトイラジコンとは比べ物にならない、しっかりとした本格的な動きを楽しめます。
■スピード 7点
180モーターを搭載し、速度調整機能も搭載されているため、
屋内から屋外まで様々なシーンで楽しむことができます。
フルスピードにすると思ったよりもスピードがでるため、
様子を見ながら、徐々にスピードを上げて楽しむのがオススメです。
■走りの質 7点
ショックアブソーバーはスプリングのみで構成されているため、
やはり衝撃を吸収するというよりハネやすい性格は否めません。
しかし、本体サイズが小さく、軽いため適度にロールをしながら、
加速やコーナリングを楽しめるレベルに仕上がっています。
ビックタイヤを搭載するため、
全体的にルーズになっているのが功を奏しているようにも感じます。
■頑丈さ 6点
ほぼ樹脂で構成されている車体は、
サスペンションアームなどが若干心もとないところはありますが、
逆に樹脂のしなりで衝撃を吸収できることもあり、価格なりの頑丈さと言えます。
なお、故障の際はDEERC様に連絡いただくとアフターパーツを入手し、
ご自身で修理できる点は加点ポイントです。
■メンテナンス性 5点
何と言っても、1/22というサイズですので、すべてのパーツが小さく、
工作などが苦手な方がメンテナンスを行うのは若干難しいでしょう。
しかし、かなりの低価格な商品であり、さらに、各部がしっかりと造られているため、
ラジコンが初めてのユーザーや、お遊び用に入手する方であれば、
基本メンテナンスは行わないでしょうから、
バッテリーの取り外しも用意で、各部に隙間も多い構造ですので、
最低限の掃除がし易いという意味では標準的なメンテナンス性と言えます。
■総評 10点
1/10のRTRオフロードR/Cバギーを
そのまま小さくしたようなフォルムと構造をもった、
1/22という手のひらサイズのRTR・マイクロR/Cバギーですが、
なんといってもこれが1万円以下で入手でき、
電池を用意すればすぐに走らせられることはすごいの一言です。
シャーシも上位機種そのままの本格的な機構を、
マイクロサイズに詰め込んだ本格的なもので、
搭載されるメカもしっかりとしているため、
ホビーR/Cのような操作したとおりに動くという
性能を実現しているのは素晴らしいというほかありません。
スピード調整も可能なため、屋外から屋内まで楽しむことができ、
屋内であれば、少し広いリビングであれば十分に楽しむ事ができます。
ちなみにDEERC社は日本の技適も取得されていて安心して利用できます。
家でちょっと子供とR/Cカーを楽しんでみたいという方や、
小さくてどこにでももっていけて
場所を取らないR/Cカーが欲しいというような方には、
特にオススメできる1台です。
■オススメユーザー
- 親子で広場やキャンプ場、自宅の庭などでR/Cカーを楽しみたい方
- 自宅のリビングでR/Cカーを楽しみたい方
- 小さなR/Cカーに興味のある方
- はじめてのR/Cカーを手にされる方
今回のレビュワー
神崎 希 – Nozomu Kanzaki(RD2 magazine編集部)
普段はホビーラジコンのオンロードツーリングカーや、
オフロード2WDを中心に楽しんでいる編集部員。
ちょっと変わったモデルにも手を出しては、
メンテナンスが追い付かないとよく嘆いている。