【RD2 magazineレポート】第60回全日本模型ホビーショー(2022) 京商

【RD2 magazineレポート】第60回全日本模型ホビーショー(2022) 京商

バギーからオンロード、MINI-Zシリーズまで日本が誇るフルラインナップR/Cメーカーである京商ブースにてお話を伺いました。

京商EGG商品が展示されていました。
発売後大人気となっているファーストミニッツ・サンバーが見事なジオラマで展示されていたり、
迫力の恐竜R/C、リビングトレイ、ドラえもん商材など、
子供から大人までちょっと楽しめる商品がズラリと展示されていました。

ヨットや重機シリーズなど、
本格派な動きが特徴のR/Cシリーズが展示されていました。
このジャンルは根強いファンがいることありますが、
実際体験してみるとその面白さに魅了される人が多いのも事実です。
どの商品も造りがしっかりとしていて、動きも本格派とあって、
おもちゃというより本格派のアクションR/Cともいえるジャンルです。

ビックサイズのR/Cカーが展示されています。
GPカーから1/8EP、ビックサイズのモンスタートラックなど、
豪快な走りが魅力のラインナップです。

往年の名車の復刻シリーズの展示です。
新しく発売されるファントムEP4WD-EX CRC-IIが注目を集めておりました。
更に、発売後大人気となっているオプティマミッドの復刻モデルも。
復刻というよりも現代の技術で作り直したリボーンモデルともいうべき商品。
現代メカや走行シーンを前提として、各部の再設計がされた2022版オプティマミッド。
オプションパーツも次々と発売されており、カスタマイズの楽しみも健在です。

事前発表されて大注目となった、
FAZER Mk2のラリーコンバージョンセットの参考出品が展示されていました。
KYOSHO BLOGで担当の方が試しにラリー仕様を作ってみたという記事が大反響となり、
改めて既存パーツの組み合わせを検討し、
最大限走行性能が高まるようなセットを考案されたとのこと。
ただし、現時点では発売自体が未定であり、価格も未定。
今後のユーザーからの要望が多いようであれば、発売を検討するということでした。

ちなみにオンロードツーリングカーのイメージが強いFAZER Mk2ですが、
実はこのシャーシはオプティマシリーズの開発者として著名な粉川氏が担当し、
オンロードからオフロード、ビッグタイヤモデルまで1つのシャーシでまかなえるような、
懐の深い設計がされているとのこと。
それもあり、今回のラリーコンバージョンセットが参考出品されたということでした。

なお、今後、FAZER Mk2のオフロードバギーも実現する可能性があるのか?
と伺ったところ、現時点では全く計画はないが、
これもユーザーの要望が多ければ実現する可能性はゼロではないとのこと。
先に話があった通り、様々な形態に対応できるような基礎設計がなされていることもあり、
要望が多ければ実現する日がくるかもしれないということでした。

実に様々なタイプやボディが展開されているFAZER Mk2。
新型のリアルボディが参考出品されていました。
スケール感の高いボディもFAZER Mk2の魅力の一つ。
RTRからキットまで幅広いラインアップです。
気軽に楽しめるのに、走行性能も高く、
グレードアップパーツも豊富に用意されています。

ここのところ人気急上昇中のミニッツバギーが展示されていました。

こちらも大人気のミニッツ4×4シリーズ。
体験走行会や、デモンストレーション走行が行われていました。
なお、このミニッツ4×4、年齢や性別問わず支持されており、
すっかりミニッツシリーズの顔とも言うべき商品になっております。

今回のホビーショーで初お披露目となった、
ミニッツEVO限定カラーシャーシが展示されておりました。
モーターの色に合わせた限定のシャーシとのこと。
気になった方は早期の予約がオススメです。

その他、プロポや充電器、モーターチェッカーなどが展示されており、
ミニッツRWDやAWDシリーズも展示されていました。
そして、なんと!ミニッツになった
ホンダ ネオクラシックレーサーの実車が展示されておりました。
ミニッツの再現度の高さを確認することできました。

最後にスケールモデルの展示です。とても多くの商品が展示されており、
スケールモデルにも力が入っていることがうかがえます。

以前のような「ハイエンドレースカーの京商」というイメージから、
「R/Cでできる様々な楽しみを提案する京商」へと見事に変わっていることが実感できました。
もちろん、前回伺ったとおりハイエンドカーをやめたわけではなく、
今後も要望と需要があれば新しいものも開発していくとお話いただきましたので、
こういう商品が欲しい!ということをどんどん京商に届けることで、
もっと多くの楽しみに出会えるかもしませんね。

(取材:RD2 magazine編集部 C.E 片桐紳史)

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