スロバキアのRCメーカーXRAYは2022年9月23日、「XRAY X12’23」の製品ページを公開した。
XRAY X12’23の詳細が公開された。
なお、製品ページはかなり作り込まれており、PCからの閲覧が推奨されている。
https://teamxray.com/x12/2023/en/
XRAY X12’23の特徴
- センターピボットを前方に配置し、コーナリングスピードとステアリングレスポンスを向上させた新型シャシーを開発。
- サイドブレースの取り付け位置をフロントとセンターの間に追加し、カーフレックスの微調整を行うことで、ステアリングレスポンスとコーナリングスピードを向上させた。
- フロントを3.5mm短縮し、面取りを行うことにより、シャシーの引きずりを解消し、コーナリングスピードを向上。
- フロントバッテリーバックストップは、ハードクラッシュ時にバッテリーストッパーが移動しないよう、溝ではなく2mmステップの4ポジションを採用。
- リアPODプレートには、アルミ製PODプレートピボットホルダーの形状を変更し、PODプレートの耐久性を向上。
- リアPODのセンタリングホールを1個から2個に変更し、クラッシュ時の微調整を解消。
- バルクヘッドは、低重心化と軽量化を図り、クラッシュ時の安定性と微調整のしやすさを向上。
- バルクヘッドは従来品より5mm低く、4g軽量化。
- 偏心ブッシュを使用するため、バルクヘッドを小型化し、低重心化。
- センターリングピンを1本から2本に変更し、より良いセンターリングとハードクラッシュ時の微調整の問題を解決した。
- バルクヘッドは、リアブレースの取り付け位置を後部から上部に変更し、耐トゥイーク性を向上させ、取り付け位置を2箇所から1箇所に変更し、リアPODのフレックスを改善。
- 新開発のグラファイト製リアブレースは、より薄く、より軽くなり、PODのCGとフレックスを改善。
- 小型・軽量化されたエキセントリックブッシュと細かい段差により、車高調整機能、低重心化を実現。
- ホイールハブはM2.5×8からM2x5のネジに変更し、回転重量とホイールハブの振動を低減。
- リアブレースマウントを4mm、サイドブレースマウントを1.5mm下げ、リアグラファイトブレースとサイドブレースを可能な限り低い位置に設置し、低重心化と安定化を図った。
- また、バッテリーバックストップ用のマウントホールを装備。
- PODアッパープレートには、軽量なアルミブッシュを採用し、軽量化、低重心化、ルックス向上を実現。
- リアグラファイトプレートは6.5mm低くマウントされ、最大限の低重心を実現し、クラッシュ時のツライチに悩まされることがありません。サイドチューブは上部から装着することで、迅速な組立・分解が可能となった。
- 新開発のリアブレースは4mm低くマウントされ、低重心化を図るとともに、サイドブレースを取り付けるためのブッシュ用穴が設けられ、外観を向上。
- バッテリーマウントを一新し、バッテリー装着の信頼性と作業性を向上。フロントバッテリーストップはシャーシに組み込まれ、2mm単位で前後に移動できるため、クラッシュ時にバッテリーが前にずれる心配がなく、ショックポストでセンターリングされるため、バッテリーストップが横方向にずれる心配がなくなった。
- ダブルフロントブレースシステムを採用し、フロントサスペンションのフレックスを改善。ステアリングレスポンスとコーナリングスピードを向上。
- ステアリングバックストップを改良し、信頼性と調整のしやすさを向上。
- セットアップステーションを使用する際のクリアランスを確保するために再設計された新型フォームバンパー。
- キングピンアクスルの表面にニッケルコーティングを施し、よりスムーズなダンピングを実現。
※上記説明文は編集部にて翻訳を行いました。
XRAY X12’23:
https://teamxray.com/x12/2023/en/
source:XRAY