プロポやサーボなどR/Cメカを提供する、近藤科学(KO PROPO)ブースにてお話を伺いました。
昨年登場したKO PROPOのハイエンドプロポ「EX-NEXT」が展示されておりました。
白を基調とした斬新なデザインで注目を集めましたが、
今回、担当の方にデザインについてお伺いしたところ、
プロポ=黒というイメージを払拭し、もっとカジュアルなイメージにしたかったとのこと。
実際、このデザインが良いということで他社から乗り換えをされる方もいるとのこと。
また、前モデルより採用された独自のトリガー構造「レイダウントリガー」
についても改めてお伺いしたところ、R/C入門者にとって一番難しいのがブレーキ操作
ということで、これを少しでも簡単にできないか?というところから開発されたとのこと。
通常トリガーでの指で奥に大きく押すという動作を、
レイダウントリガーでは指の腹で小さく押すという動作に変更しているということで、
これにより、ブレーキの動作が指先の操作で行えるようになり、
プロポそのものに慣れていない方にとってはわかりやすいということでした。
なお、今後、全モデルがレイダウントリガーになるということではなく、
あくまで上記のとおり入門者やブレーキが苦手という方への選択肢として
提供していくということでした。
ちなみに、KO PROPOの特徴としてプロポ自体が
いくつかモジュールか構成される形式となっており、
今回、旧来のプロポを所有されているユーザーに向けて、
EX-NEXTのマスターユニットとエクスパンションユニットに加え、
ショートアンテナタイプ受信機やMINI-ZEVO用受信機をセットした、
アップグレードキットが展示されていました。
本体すべてを買い替えなくてもアップグレードできる点も、
KO PROPOの魅力であるとお話いただきました。
最後に、ここで展示されていたハイエンドプロポであるEX NEXTですが、
入門用プロポからのステップアップとしても最適なプロポとなっており、
技量・経験問わずぜひ手にとってみてほしいということでした。
KO PROPOといえばサーボも多くの種類が発売されています。
今回の注目の展示はGP R/Cカー向け「GRASPER STD MAX」でした。
他にも多くのラインアップが展示されておりました。
ちなみに後日、RD2 magazineの特集としてサーボ特集を予定しており、
サーボに関する話はそちらでご紹介予定となっております。
最後にKO PROPO独自の「ジョイスティックプロポ」MC-8についてお話を伺いました。
展示内容としては、1つのモーターをミキシングして利用できるMD-2というESCや、
様々な操作をボタンに割り当てすることができるキーエクスパンションユニットに加えて、
MC-8本体も展示されておりました。
MD-2はMC-8での利用を主に想定しており、
工作キットなどで複数のモーターを制御するような用途での活用をデモされていました。
なお、このMC-8ですが見た目はスティックプロポのような形ですが、
実際は左右のレバーが上下左右に動かすことのできるジョイスティックになっており、
また、多くのボタンがゲームのコントロールのように配置されているのが特徴。
お話を伺った担当の方としては、ゲームに慣れ親しんだ方にぜひオススメしたいとのこと。
ちなみに、ラジコンを始めたばかりの方やお子さんにおいては、
ホイラータイプよりも操作が分かりやすいという声も実際多いとのことで、
最初の1台としてオススメですとお話されておりました。
ゲーム感覚で操作ができるという唯一無二のプロポですので、
気になった方はぜひチェックしてみてください。
手に入れやすい価格である点も大変魅力です。
幅広いユーザーに対して様々な製品をラインアップされていることが、
今回の取材で再認識できました。
なお、製品の詳細などは「すだぴょんRCチャンネル」様の動画でご確認ください。
動画提供:すだぴょんRCチャンネル
(取材:RD2 magazine編集部 C.E 片桐紳史)