品名 | [aurochs] 超 極薄刃 ニッパー |
発売元 | aurochs |
販売価格 | ¥4,680(税込) |
製品ページ | https://www.amazon.co.jp/dp/B09KBSCCN6/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_BZ6VW5XTWQPS45PRFAQX |
【aurochs 超 極薄刃ニッパー プチレビュー概要】
aurochs 様が独自に開発された、プラスチック専用の超 極薄刃ニッパーをレビュー致します。
なお、今回はaurochs様よりご提供いただきましたサンプルを使用しております。
■ [aurochs] 超 極薄刃 ニッパー 製品概要
特徴
超極薄に仕上げられた片刃構造のプラスチック切断専用ニッパーであり、
薄く繊細に研ぎ出された刃先は通常のニッパーよりも美しくゲートを切断可能。
切れ味の良い極薄片刃が片方から真っ直ぐ切断することにより 、
プラスチックの白化も少なく切断後のヤスリがけ作業も大幅軽減、作業効率が大幅アップする。
スペック・付属品
【サイズ】縦:約12cm 横:約8cm 【付属品】ニッパー本体、ニッパーカバー、6角レンチ
パッケージの状態です。開き防止ストッパーとは刃折れ防止ストッパーについて、台紙に説明があります。
パッケージが取り出した状態です。ケースと六角レンチが付属します。
刃先が「超 極薄刃」というだけに、繊細なのが見てわかります。
手にとってみるととても軽く、扱いやすいです。
動作部分もガタがなくしっかりしています。
【 [aurochs] 超 極薄刃 ニッパー 使用テスト】
今回はタミヤ ワイルドワン ブロックヘッドモーターズエディションのドライバーの部分をカットしてみます。
ランナーからカットしただけの状態です。
切る際には、わずかな力で切れてしまいます。
断面も1回カットしただけで、ランナー残りがとても少なかったです。
組み立ててみました。
元がシルバーメッキなので切った部分がよくわかります。
残った部分はわずかです。
RD2 magazineプチレビュー: urochs 超 極薄刃ニッパー
以下レビューは購入者の参考として、5点を標準評価とした10点満点での採点をしております。
なお、レビュワーの感性に基づいた評価ですので、あくまで目安としてご覧ください。
■切れ味 10点
これまで使った中でも一番とっていい切れ味。わずかな力で切れてしまうのがその証拠。
各部がしっかりとした造りであることもあり、作業に無駄な力を必要としません。
片刃構造を採用していることで、カット跡が目立ちにくい構造にもなっているのも評価ポイント。
切り残しの処理が大幅に軽減されます。
■軽さ 10点
見た目少し重いかな?と想像して手にとると、想像とは逆にとても軽いニッパーです。
多くのパーツを切る場面でも、鋭い切れ味が実現した力が必要でない要素と相まって、
作業効率を大幅にアップさせてくれる製品です。
■耐久性 7点
全体としてみれば、ニッパーとして高品質な部類に入るため、
しっかりとメンテナンスを行えば長く使えることは間違いありません。
ただし、プラスチック専用と表記されているとおり、刃先はかなり繊細です。
この部分は保管や取り扱いに注意が必要であるため、点数を少しマイナスしております。
■コストパフォーマンス 5点
手に取り、使ってみるとこの製品の品質が素晴らしいことは理解できるのですが、
価格だけを見るとニッパーとしては高価な部類に入ることは事実です。
しかし、使ってみればその価格以上の価値があるニッパーであることは体感できるため、
コストパフォーマンスとしては標準とさせていただきました。
■総評 8点
総評としては、磨き抜かれた刃先と片刃構造の採用により、鋭い切れ味にカット跡が残りにくくなっているなど、
プラスチックパーツのカットの為に、1本よいニッパーが欲しいという方には間違いなくオススメできる商品です。
持ち手部分や可動部もしっかり造られており、また、手に取った感覚がとても軽いのもポイント。
ニッパーを使う時間が長い方にもオススメできます。
一方でユーザー目線で気になるのは、ニッパー1本としては高価な価格設定。
手に取って使ってみればその価格以上の価値を感じられますが、少々ユーザー層を選ぶことは事実です。
また、繊細な刃先であることでの、取り扱いや保管、メンテナンスに注意が必要なことも付け加えておきます。
なお、ラジコンユーザーにおいては、可動部分のプラスチックパーツカットに苦労されている方には、
ぜひオススメしたい製品です。
価格などのネガティブポイントはいくつかありますが、よいニッパーを1本ということであれば、
迷わずオススメできる製品です。
■オススメユーザー
- プラモデル作りを頻繫に行う人。
- ラジコンカーのプラスチックパーツを綺麗に切り取りたい人。
- 切れ味のよいニッパーを1本欲しい人。
- 軽く扱いやすいニッパーが好みな人。
- 工具は品質という人。
今回のレビュワー
神崎 希 – Nozomu Kanzaki(RD2 magazine編集部)
普段はホビーラジコンのオンロードツーリングカーや、オフロード2WDを中心に楽しんでいる編集部員。
ちょっと変わったモデルにも手を出しては、メンテナンスが追い付かないとよく嘆いている。