3Dプリンターブランド「FLASHFORGE」の日本総代理店であるAPPLE TREE株式会社(所在地:大阪府大阪市/代表取締役社長:朴秀明)はFFF方式3Dプリンター「Creatorシリーズ」の最新機種【Creator3 Pro】の予約販売を12/1(水)に開始した。なお、予約販売となる為、発送は1月以降を予定している。
本製品は前機種よりも各機能をアップグレードしたことで、カーボンファイバーやエンプラの造形でも高いレベルでの再現性と安定性を実現した。
【Creator3 Pro】:https://flashforge.jp/product/creator3pro
■「Creator3 Pro」の各機能について前機種「Creator3」との比較。
- レベリング作業の効率化
レベリングセンサーを接触式の圧力センサーから非接触式の金属検知センサーに切り替えたことにより、簡単に水平出しが出来るようになりました。
- 印刷品質の向上
ヘッドセットと冷却システムが前機種よりもアップグレードされました。
ヘッドセットについては、ノズル形状が変わったことで、樹脂をより押し出しやすくなりました。
さらに、ラジエーターのサイズが大きくなったことで、より冷却効果が大きくなりました。
冷却システムについては、冷却ファンが1つ増え、2つの冷却ファンでモデルとラジエーターを冷却できるため、安定した造型を実現しました。
その結果、前機種よりも印刷品質が向上しました。
- カーボン配合フィラメントに対応
豊富なノズル径や材質に対応し、場面に合わせて使い分けることが可能です。
また、ステンレスノズルや超硬ノズルを用いることで、PA-CFなどのカーボン配合フィラメントでも安定した出力ができるようになりました。
- 独立式デュアルヘッド
左右独立して稼働するへッドを搭載しているため、シングルヘッドよりも以下のような3種類の印刷が可能です。
・2色印刷
同じ素材で色違いの印刷が可能。
さらに、左右異なる素材での印刷もできるため、溶性サポートなどの使用もできます。
(条件により、利用できない場合有り)
・ミラー印刷
左右対称のモデルを同時に印刷することができます。
・コピー印刷
左右同じモデルを同時に印刷することができ、製品やパーツの量産に活用できます。
- 柔軟性のあるプラットフォーム
柔軟性のある鋼板をプラットフォームに採用したことで、造形物を簡単に取り外すことが可能。さらに、専用ビルドシートを用いることで、モデルがより定着しやすくなりました。